残代金決済・引渡し・入居ガイド

1. 残代金決済

残代金の支払い

売買契約後、指定された期日までに残代金を金融機関や売主へ支払う必要があります。支払い方法は、前もって取り決められた方法(振込、手渡し等)に従ってください。

固定資産税の精算

固定資産税は、毎年地方自治体から物件の所有者へ請求されます。売買契約が年度途中で行われた場合、売主と購入者の間で当該年度の固定資産税を精算する必要があります。

2. 引渡し

物件の最終確認

引渡し前に、物件の状態を最終確認します。契約時に取り決めた内容に従い、特に重要なポイントや修繕が必要な箇所がないかをチェックすることが重要です。

鍵の受け取り

物件の引渡しと同時に、物件の鍵を受け取ります。鍵の数やタイプ、必要であれば鍵の取り替えや追加作成に関する手続きも行います。

3. 入居

住所変更の届出

引越し後、速やかに住民票の移動や各種公共機関、契約しているサービス等への住所変更の届出を行う必要があります。

ライフラインの開始手続き

電気、ガス、水道などのライフラインの利用開始手続きを行います。前もって各供給業者に連絡し、入居日に供給を開始できるよう手配しておきましょう。

まとめ

物件の購入から入居まで、多くの手続きが必要となります。一つ一つの手続きを念入りに確認し、計画的に進めることで、スムーズな移行を実現できます。

4. 新居の安全確認

セキュリティチェック

新居に移る前に、物件のセキュリティ面を確認することが重要です。特に、窓の鍵や玄関のドアノブ、インターホンなどのセキュリティ設備が正しく動作するかをチェックしてください。

緊急時の避難経路確認

火事や地震などの緊急時に、速やかに避難できる経路を確認しておきましょう。また、緊急時の連絡先や最寄りの避難所の位置も確認しておくと安心です。

5. 通信環境の設定

インターネットの接続

新居でのインターネット環境を早めに準備することで、入居後の生活がスムーズになります。事前にプロバイダーとの契約や機器の設置を行っておくと良いでしょう。

テレビ・ラジオの受信確認

アンテナやケーブルテレビの設定を行い、テレビやラジオの受信が正常であることを確認してください。

6. まとめ

新居への移住は大きなステップです。各種の手続きや設定をスムーズに行うために、計画的に進めてください。また、安全面や生活環境の確認も忘れずに行い、快適な新生活をスタートさせるための下準備をしっかりと行いましょう。